詐欺サイトの見分け方

非認可業者への注意

最終更新日: 2020.07.30

暗号資産サイト本物?見分け方

仮想通貨の詐欺に私自身遭ってしまい、気付いた詐欺サイトの見分け方について、お伝えしておきます。

これは、多分、投資サイトばかりでは無くて、商品の販売、通販などの信頼性の見分けにも使えるのだと思います。

サイトが本物か不安な時 見分け方 3つのポイント

投資関係でも、ネットには本当に多くの情報とサイトがあって、仲良くなった友人から勧められることもあります。そんな時、感情にながされず、そのサイトの信頼性を見極めることが大切。ポイントは大きく3つで
(1) 住所記載
(2) 規制当局の認可取得証明
(3) 上記を、第3公的機関情報で確認出来ること

この3つです。

逆にダメなのは

(1) サイトのデザインで判断してしまうこと
(2) インチキサイトなんて無いでしょと、疑う意識にも上がっていないこと
(3) 該当サイト内に記載された情報だけで判断してしまうこと

の3つがダメパターンです。

私は、ダメな方でした。というか、日本の金融庁認定の証券会社としか付き合ったことが無かったので、(2)インチキサイトが有ること自体への警戒心が弱くなっていたこと。

また、(1)デザインで、まあ、大丈夫そうかなと思ってしまったこと。

デザインでだますコストが低くなっている

ところが、インターネットは「それっぽいデザイン」を作るコストがとても安くなっていて、見た目を整えるノウハウとパターンが出来ているのです。

下を見て下さい。これは、どっちだと思いますか?割と洒落たデザインです。答えは文脈から予想付くと思いますが、私が騙されたインチキサイトのものです。

この様に、デザインだけで、「大丈夫そう」と思うのは非常に危険で、客観的で、判断基準が明確な、(1)住所、(2)当局認証、(3)第三者機関による確認、3つを合理的に左脳を使って判断することが重要です。

右脳の感覚に任せて判断してしまうと、割と相手の手に乗ってしまいます。

ニュース偽造や、法規準拠も、より手が込んだ偽造に

また、サイト内に掲載された「法規準拠」の記述や、「対象仮想通貨のホワイトペーパー」。詐欺者の相手に教えられたニュースサイトだけを見るなど、第3者目線でのチェックが、全く欠けていましたものも、相当危険です。

こちらを見て下さい。これは、詐欺者に紹介されて見た一般ぽいニュースサイトです。私が騙された仮想通貨のことが取り上げられてます。

このサイトにアクセス頂くと、実に普通の信頼出来そうなニュースサイトに見えます。こういうニュースにも取り上げられるなら、大丈夫だろうと。

ところが、これもワナでした。

ものすごく巧妙です。

では、順番にチェックポイントを実例を使いながら、説明していきます。

(1)住所記載が、信頼性の最初の判断基準

例をまず2つ見て貰います。一つはCoinbaseという会社で、米国上場を噂されている会社です。もう一つは、私がお金を入れてしまった、その内、消えてしまうだろう会社です。

私は警察への届け出をして、警察の人と話して、やっと初めて気付いたのですが、警察が相手を捕捉する為には住所が必要なんです。

また、住所が不明だと、管轄外ということで警察は受け付けてもくれません。

つまり、「住所記載有無」は、詐欺をしようとする側にとっては、重要な分岐点になるわけです。

そういう予備知識を得て頂いた後で、次の2つの住所の記載について見比べて下さい。最初が、米国上場を予定しているCoinbase,後が、私が騙されたサイトです。

住所を明示
住所の記載すら無く、おまけに、連絡先はGmail

今思うと、なんでこんな会社にお金を入れてしまったのだろうとしか思わないのですが、当時を振り返ると、「お金を預けたら最後、引き出せない証券会社・取引所」を想像もしなかったですし、住所記載がチェックポイント、という意識も持っておらず、先にチャートや価格の動きなどへ意識が向いていました。

この通り、住所の明示は、とても重要で信頼度を分ける、大きなポイントです。

(2)当局認証が2つめのポイント

2つめのポイントは、公的機関の法的認可を取得しているか否かです。

こちらも、2つ見て下さい。一つ目は、先ほどと同じくCoinBaseです。もう一つは、次の(3)第3者機関の重要性を知ってもらうために、私が詐欺に遭った、別の会社のものを載せます。

Coinbase 認証番号と、代理店の住所まで明示。
ちょっと字が読みにくいと思いますが、「シンガポールで認可を得た」と記載。ただし、登録ナンバーの記載は無し。

酷いところでは、Legalの記載すら無いので、そうしたら即アウトと考えるべきですが、手の込んだ所になると、ウソの認証記載を書いてあります。

ここが、次の(3)第3者機関情報から確認する重要性につながってきます。

(3)第3者 公的機関の情報から確認

つまり、私がハマったインチキサイトの場合、このサイトだけを見て「シンガポールで登録してるんだな」と思って終わっていたら、まだ確認したことになりません。

それを証明する当局の情報を確認する必要がありました。

この場合、シンガポールなので、シンガポール監査局のサイトから、認可された取引所一覧を見てみます。

シンガポール金融管理局のサイトに行き、取引所として認可された一覧を見てみると、私のハマったインチキサイトは記載ありません。

つまり、第3者公的機関の確認まで取っていれば、ここは騙しだったことが分かったことになります。

何故確認をしなかったか

今思い返すと、まず、上に挙げた正しいチェックポイント3点への知識が無かったことが一つ。

何となく、本物ぽさを感じたことで疑うことを止めてしまったり、一般のニュースサイトにも記載されているなら、大丈夫だろうと思ってしまったこと。

「ニュースサイト」は怖いですね。

日経新聞の記事や、最近ならYahooニュースでも、載ってるなら、詐欺ではないだろうと思ってしまいますが、その感覚は、詐欺者にはつけ込まれるワナであることを実感しました。

また、振り返ると、もう一つのチェックが緩かった原因は、日本の金融庁に守られた環境に慣れすぎていて、温室育ちになっていたこと。

日本の中でやっている限り、取引所の違いは、使い勝手の違いと思っていても、大きな怪我をしないので、その感覚が無意識のうちに、しみこんでしまっていたことです。

投資サイトの信頼性確認方法 まとめ

正しいチェックポイント3点:

(1) 住所記載
(2) 規制当局の認可取得証明
(3) 上記を、第3公的機関情報で確認出来ること

ダメ考え3点:

(1) サイトのデザインで判断してしまうこと
(2) インチキサイトなんて無いでしょと、疑う意識にも上がっていないこと
(3) 該当サイト内に記載された情報だけで判断してしまうこと

が、今回のまとめになります。

こういう正しい知識さえ持っていれば、なんてことなしに詐欺に遭うことを防げました。体系的な知識習得の有無、これが、本当に生命線になって来て、違いを作ります。

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