辛い時って、そういう時に手を差し伸べてくれた人って、本当の友人だったり、恋人だったりと考えがち。逆もあり得るという、お話をしたいと思います。
目次
弱ってる時に、だまされる
「管理人紹介」の中で書いた気がしますが、私は1ヶ月の間にお金を預けた5つの海外証券会社や取引所が、全て詐欺だったという悲惨な経験をして、
加えて、それに気付いた後、どうしようも無く弱ってる時、
「助けてあげる」と手を差し伸べてきた人も、騙されてしまいました。
その経験から、原因の本質を考えたことが、このブログの内容になっているのですが、今回は、「落ち込んでいる時、辛い時の心理メカニズム」について、書いてみたいと思います。
辛い時、立ち直りたいし、出口が欲しい

これ、「サイドカーに犬」って、映画なんですが、小学校の女の子が、心を閉じがちな子なんですけど、お父さんの愛人のヨーコさん(竹内結子)に会って、心開いて行って、自分が変わって行くというストーリーです。
2007年に観た映画なんだけど、ずーっと覚えている映画。
この女の子は、やっぱり幸せでは無くて、お母さんが家を出てしまって、塞ぎ込んだ暮らしをしている。そこに、父の愛人の若い女性がやってきて、普通なら、さらに気持ちがねじれそうなんですが、逆に、彼女との出会いが、自分を変えていく訳です。
そして、その女の子が、大人になった時も、ずーっと心に残っている人になる。
小学生だった女の子は、周りに壁を作って、閉じこもりたい気持ちになりつつ、心の根っ子では、このままじゃダメだ、何とかしたい、変わりたい。
変わりたいと思っているからこそ、今の辛い状態の自分に落ち込む。
そういう状態でした。
だから、勘の鋭いヨーコさんは、女の子の気持ちを察して、連れ出して、彼女を変えていったのですが、残念ながら、世の中には逆がある。
相手を信じやすい状態
出口を求めている人は、もし悪意を持っている人から見ると、出口を与える人を演じられるチャンスにもなる。
出会いがヨーコさんなら素敵なんだけど、世の中、ヨーコさんの顔をした悪魔がいる。
騙す人の作戦
詐欺の心理的なアプローチ作戦は3種類。私は、1ヶ月に6回も実経験をしたので(笑)、さすがにパターンが分かりました。
それは、次の3つです。
(1) 価値観の共感
(2) 主従関係
(3) 恋愛感情
の3つ。例えば、「うん、分かる分かる。」と価値観の共有ができる振りをしたり、はたまた、「私は、そこから乗り越えたことあるわよ。教えてあげる」と、指導を演じたり。
はたまた、「そんな、あなたを支えたい。私にとって、大切な人だからです。」と、恋愛を臭わせたり、という、この3つのどれかに当てはまる方法で、悪魔は寄って来ます。
腹立たしいけども、それが私が経験したこと。
辛い時、それは自分が変わるチャンスだし、「サイドカーに犬」のヨーコさんみたいに、自分の人生の師匠に会うチャンスにもなる。
でも、悪魔が、天使のお面を被って、寄ってくるチャンスも与えます。
辛い時の出会いの注意点。まとめ
辛い時は、変わるヒントを求め、出口を模索している心理状態になります。だから、とても素晴らしい出会いも起こるし、だけど、一方、悪魔にやられてしまう、そういう危険性も持ち合わせています。
騙す人の作戦は、下記の3つ。良心を持った人との区別が付かない点が、ポイントです。なので、会って短い期間で、心を許してしまってはダメで、徐々に、見極めることが大切です。
(1) 価値観の共感
(2) 主従関係
(3) 恋愛感情
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