投資会社どこがいい?

お金の知識

最終更新日: 2020.08.31

投資会社どこがいい?

株やFXなど、何かの投資を始める時には、証券会社やFXの会社に口座を作るところから始める必要があります。でも、どこがいい?って、考えた時、案外、何となく選んでしまってませんか?一番、見なければいけないのは、相手の会社が信用できるかです。私の痛い経験を交えながら、話したいと思います。

どの証券会社がいい?

投資って、何かの金融商品を買うのですが、それは必ず証券会社や、取引所を仲介して買います。絵で描くと、下の様ですね。

今の経済情勢を見て、それにあった金融商品を、証券会社や取引所を介して買う。

「取引所・証券会社/金融商品」を考えます・と言うと、野村證券が良い?とか、ネット証券が今は良いでしょ?とか、あの証券会社が手数料お得だよとか、どの株が上がるの?とか、そんな話になりがちですが、

そこに目を向けてしまうと、本質を見失うと思います。

つくづく実感しました。

証券会社/金融商品の本質は、自身のお金を委ねる場所であること

投資するためのお金って、どの様に用意しましたか?

アルバイトしたり、仕事を頑張って少しずつ貯めて来たお金。そして、将来のために、少しでも殖やしたいと思って、今投資を考えているお金です。

それを今、自分の手元を離して、誰かに、何かに預けようとしている訳です。そう言われると、慎重になってきますよね。

本当にその通りで、まず「その相手は、お金を預けられる人間か。組織か?」という本質的な質問が先にあって、その次に初めて「手数料はお得か?」「その株は上がるか?」という考えが来るべき事が分かります。

絵で描くと、上の様になります。

自分のお金を、自身の手元を離し、相手に預ける。相手のシステムを利用して、投資商品に投資する。

この絵を見ると、もう一目瞭然なのですが、「お金を預ける相手」が、どれ程信用できるか否か、という点が、最も大事となります。

口座を作る時、何となく作ってませんか?

今まで口座を開設した時って、どれ位、その会社のこと調べましたか?

比較サイトの上位だったとか、誰かに勧められたとか、雑誌に載ってたとか、キャンペーンだったとか、案外、そんなことで選んでしまってないでしょうか。

俺は、ちゃんと確認してるよ。という人でさえ、あの契約書に全て目を通して居る人は、稀じゃ無いでしょうか。

でも、それでも日本のメジャー所で口座を作ってる限り、何も問題は起きないのですが、ただ、その「何となく口座を作ってしまうクセ」はとても危ないです。

日本のメジャー証券会社では問題起きない。ただ、それに慣れてしまうことは危険。

つまり、本質は「自分のお金を預ける相手」なんですが、うっかり、それが当たり前になり過ぎてしまうと、その大事な点を忘れてしまいます。

割と、人間って、当たり前になり過ぎたことは盲点になってしまいがちです。

自分の健康とか、大切な人の存在とか。

でも、そこが一番本質。投資の場合は、証券会社選びですね。使い勝手では無くて、信用できる会社か否か、それが最初のチェックポイントで、お腹に落として、理解しておく必要があります。

証券会社・取引所の信頼性確認の方法

「自分のお金を預ける場所」、だから、証券会社の信用調査が一番大事なのですが、証券会社や取引所、金融商品の場合、その信用調査には、膨大な時間と専門性が必要となってきます。

また、もし悪意がある会社だったとしても、顔に「私は悪者です」と書いてくれて無くて、
・信用ありそうなホームページ
・信用ありそうなシステム

が用意されています。

ネット以前は、「信用」をどう測っていたかというと

・長い歴史(三菱グループなど)
・よい立地に立派な建物(大手都市銀行の、一等地の立派な建物など)
・知名度

などで「信頼」が作られていて、感覚で「あそこなら大丈夫だろう」とやっても、まあ大丈夫だったのですが、ネットの発展で、リアルな建物、良い立地や、長い歴史を信用の根拠とする方法が、使いにくくなってしまいました。

建物とか、立地という概念は無くなりましたし、長い歴史と言ったって、新興企業がほとんど。

さらに、ネットは地理的な国境や距離を簡単に超えて来ますので、外国企業も容易に日本に居ながら接することになりました。

こういうパラダイム変化に、私たちの判断能力が追いついていない点が、あります。

海外の証券会社・取引所がネット越しに入ってきている

さらに、以前は、日本に住んでいると、海外の金融会社に触れることなど無かったのですが、ネット時代になり、容易に国境を越えて来て、氾濫する様になりました。

なので、それも視野に入れて、対応を考えておく必要があります。

むしろ、そういう海外の会社は、口コミやSNSを介して接触を図ってきますし、詐欺グループを雇って、悪意を持って接触してくることもあります。

なので、ネット時代の今、何となくでやってしまうと、意外な落とし穴にはまってしまいます。

証券会社の分類。日本と海外。許可と無許可。

ありうるパターンを図にしてみると、こうなります。縦軸に国の認可を取っているか否か、横軸にサービス拠点を取りました。

選び方 国の認可取得有無を判断基準にする。

この様に、今は色んな類いの証券会社が、ネットや、SNS、口コミで接触してきます。それに、何となく口座を作ってしまい、自分のお金を預けてしまうと、帰ってこないことがあります。(私が経験したことです)

なので、しっかり見極めること。

ただし、自分自身で判断するのは難しいので、国の認可取得有無を確認すること。

私が経験した酷い事例

実は、こんなことを言うのは、私自身の酷い失敗から、ようやく腹に落として理解した教訓からです。

ちょっと、その酷い経験の一つを、恥ずかしながら共有します。こんなこと有るんだ、という感じで聞いて下さい。

この会社は、アメリカで認可を取り、中国に支店を持っていると言っている会社です。

私は、中国人の友人に誘われ、まあ口座を作る位良いかと、口座を作り資金を入れました。

ところが、それが、酷い経験の始まりでした。

私が出した注文は執行されず、損を強要され、おまけに自身の資金を引き出し要望出しても、拒まれるという事態。

詐欺会社と気付いた私は、その「友人」に、「カスタマーサービス」と言うLINEに問合せさせたのですが、

お金を引き出すためには、あと3万ドル(約300万)追加で入金必要などと、そういうことを言ってます。

もう、無茶苦茶です。

まず国の許認可取得状況を見る

従って、まず認可有無を見る。無認可は論外。ただ、認可を取ってる振りをするので、見分け方はこちらの記事を参照下さい。(「詐欺サイト 見分け方」)

そして、認可取得会社に絞る。ただし、必ずしも認可を日本で取っているとは限りません。

例えば、日本でも多くのサイトで紹介されているXMTRADINGはセーシェル国の金融庁で登録をしています。

セーシェルって、私も初めて知りましたが、インド洋に浮かぶ、人口9万人、面積455km2。沖縄の石垣島が222km2と言いますから、その2つ分ほどの面積の島です。

むっちゃ海がきれいですね。

ちょっと話がそれましたが、XMほど、結構メジャーな証券会社でも、日本で無く、こういう国で認可を取っています。当然、XMから見た税制や規制のメリットを買って、こういう選択をしているわけです。

日本の金融庁は、日本在住者へのサービス提供には、金融庁の認可を取ることとしていますから、XMサイトでは、「日本語」で、この様な記載があります。これって・・(笑)

「XMTradingはJFSA(日本金融庁)の監視下にないため、金融商品提供や金融サービスへの勧誘と考えられる業務には携わっておらず、本ウェブサイトは日本居住者を対象としたものではありません。」

まとめ

・「取引所・証券会社/金融商品」の本質は、自身のお金を委ねる場所

・なので、その信用性を問うことが、本質的に重要

・信用調査を取る手段は、金融庁の認可か否かが基本

です。

金融庁登録業者

海外認可は、やはり怖いので、金融庁に認可されている業者一覧から選ぶのが基本となります。

金融庁認可の中からなら、使い勝手や、自分の好き嫌いで選べば基本はいいと思います。

個別の会社の株式なら、沢山の会社があります。ただ、銘柄数が多過ぎて、選ぶのに大変さも出てきます。

私は、どうしても好きな個別の会社があって、そこの株式を買いたい場合を除いては、株価指数や金や、代表的な通貨などの少数から入るのが分かり易いかなと思います。

ここは代表的なものだけを揃えていて、それらを一カ所で扱えます。

DMM.com証券

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